第四組 第30回 同朋大会
大会テーマ
南無阿弥陀仏 - 浄土の旅を朋(とも)にせん –
つなかりを生きている私をたずねていこう
個人の世界は孤人を生む ~ 暗闇こそ聞ける・見える ~
コロナ禍を経験して見えてきたことの一つに「人間の正体」があります。人を差別し排除し、挙げ句の果てには人間扱いしない心の「闇」です。「闇」を言い換えると、「悩み、苦しみ、迷い、不安、失敗、劣等感、裏切り」など人が経験したくないという常識があり、同時に「闇」を抱えた人との関係を断ち、個人や個人主義(自分さえよければ)という考えも当然となりつつあります。しかし、お互いに関係を断とうとする個人の世界は、同時に孤人(孤独人・孤立)の世界を生み、人が人でなくなる世界ともなり得ます。
お内陣やお内仏の燈明は昔は燈芯と油でした。その油は人間の煩悩であり、それに灯る燈明は仏様の智慧の光です。つまり煩悩(人間の暗闇)があるからこそ仏様の光が燈明として灯されるのです。暗闇こそ光を求め、暗闇こそ仏道を歩ませてくれる「機縁」となるのでしょう。
今だからこそ聞こえるもの、見えるものを朋に確かめましょう。
「第30回 第四組同朋大会」へのご参詣をお待ちしております。
合掌
概要
- とき
- 2023 年 9 月 16 日(土)13:30 〜
- ところ
- 井波別院 瑞泉寺本堂
- 内容
- 勤行・仏教讃歌・法話
- 法話
- 「真宗門徒に開く歩み」
- 講師
- 高山市 不遠寺 住職 四衢 亮(よつつじ あきら)師
◎肩衣(かたぎぬ)、正信偈本、お念珠をご持参ください。
◎聴講券は、組内各寺院にあります。(500円)※当日券もあり。
主催:真宗大谷派(富山教区第四組・門徒会・坊守会・推進員の会)