最新情報
令和6年能登半島地震について
このたびの「令和6年能登半島地震」により、大切なご家族を亡くされ、住まいや故郷に甚大な被害を受けられた多くの方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
2022年に宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要「お待ち受け大会」で訪れた能登の地で、今なお安否が不明な方や、避難生活を余儀なくされている方々が多くおられることに、深く心を痛めております。
このたびの地震により不安な日々を過ごされている全ての方に、一日も早く安穏なる日常が取り戻されることを心より念じております。
2024年1月9日
真宗大谷派第26代門首 大谷 暢裕
本年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、被害に遭われました寺院・教会、ご門徒をはじめとする全ての被災者の方々に対し、衷心よりお見舞いを申し上げます。
このたびの地震の影響を受けた北陸の地は真宗門徒の多い地域でありますが、とりわけ震源地である能登地方は近年たび重なる地震により何度も苦しい思いをされていた中で、このたびの巨大地震の発生により、多くの寺院・ご門徒が甚大な被害を受け、今もなお深い悲しみと不安の日々を過ごされております。
真宗大谷派は、このたびの地震により大切なご家族を亡くされた方々に寄り添い、繋がれた尊い命を何としても守り抜くため、全力を傾注して支援策を講じてまいります。
2024年1月9日
真宗大谷派宗務総長 木越 渉
●真宗大谷派としての救援活動
震源地の能登教区並びに周辺教区において、寺院・門徒被害が多数報告されており、真宗大谷派としては現地へ宗務役員派遣・支援物資搬送などの救援活動を行っております。また、救援金勧募を行うことを決定し、真宗本廟内外に「真宗大谷派災害救援金箱」を設置する他、郵便振替による救援金の勧募を行っております(被害状況や救援活動の詳細は宗派ホームページをご確認ください)。
●富山教区の取り組み
富山教区においては、特に能登地域における窮状に鑑み、御同朋・御同行の連帯をもって「被災地を忘れない。息の長い支援をしていく」ことから救援金の勧募活動を進めることになりました。住職・代務者におかれましては、意のあるところをお汲み取りいただき、御門徒、有縁の方々にもお声がけいただき、引き続きご協力を賜わりますよう伏してお願い申し上げます。
2023年度救援金のご協力について
1 救援金 1口5,000円以上。何口でも可
2 納入方法 富山教務所もしくは高岡教務支所にご持参いただくか、郵便局から下記にご送金ください。
3 郵便振替 00700 -5- 22342 真宗大谷派富山教務所
※通信欄に能登半島地震救援金とご記入ください。払込票を領収書に代えます。
4 第1次期限 2024年5月31日(金)
※5年間、毎年1口5,000円以上(何口でも可)を継続して勧募し
てまいります。引き続きご協力ください。
❖ 救援金は1年ごとに、能登教区に直接お届けします。
❖ 富山教区において被害が発生した寺院への対応は、宗派及び他教区からの「見舞金」を被害の程度等に応じ按分し、整理出来次第(数ヵ月以上先)お届けいたします。
富山教区「互礼会」について
物故(前)住職を追弔するとともにお互いの親睦を深めることを趣旨に、「互礼会」を開催いたします。お誘いあわせの上ご参加ください。ご参加いただける方は、富山教務所または高岡教務支所に電話等でお申し込みください。
❖ 日 時 2024年3月19日(火)午後6時から
❖ 場 所 オークスカナルパークホテル (富山駅北口徒歩約2分)
❖ 会 費 10,000円
なお、物故者追弔のお勤め(次第:嘆仏偈・短念仏・回向)をしますので、僧侶方は間衣、輪(畳)袈裟をご随身ください。門徒の方は念珠をご持参ください。勤行集は当日貸出します。また、車でお越しの場合は、会場もしくは近隣提携駐車場をご利用ください(3時間まで無料)。
教区改編リーフレット
宗派では、日本全国に30あった教区を17の教区に再編成しようとしています。このたび、富山教区内全てのご門徒にこの取り組みについてお伝えしたく、標記リーフレットを発行しました。
本リーフレットを用いて、例えば「お念仏の教えを次の世代に確かに手渡していくために私たちは、今、具体的に何をしたらよいのか」等々、門徒さんにお声がけをするきっかけとしてもご利用ください。
なお本リーフレットは、12月末の教務所だよりにて教区内各寺院へ発送済みです。追加配布をご希望の寺院におかれましては、富山教務所、高岡教務支所にお問い合せください。
教区内の行事
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別院
富山教区には次の別院がございます。以下のリンクをクリックされると、それぞれの別院のサイトに飛びます。
富山教務所長からのご挨拶
富山教務所長 北島 昭彦
現在、真宗大谷派では、様々な改革に取り組んでおりますが、その一つに「教区改編」があります。この教区改編については、少子高齢化や過疎化による人口減が進む中、教区運営の効率化や安定した財政基盤の確立を図るため、全国に分かれている教区を改編する取り組みであります。
富山県東部の「富山教区」並びに富山県西部の「高岡教区」においては、両教区の僧侶、門徒で構成する委員会において協議を重ね、2023年度(2023年7月)から、富山県で1つの教区、名称を「富山教区」として歩むこととなりました。
時代社会が変化していく中で、いかに真宗の教えを聞いていく「人の誕生」と「場の創造」が形作れるのか。そして、次の世代にお念仏を手渡していけるのか。そのようなことが願われているものと受け止めております。
「富山教区」としての地域は、これまでよりも広域になりますが、新たな交流が生まれ、ともに教えを聞いていく仲間が増えることを念願いたします。
以上